容疑者Xの献身

容疑者Xの献身
容疑者Xの献身
posted with amazlet on 06.01.21
東野 圭吾
文藝春秋 (2005/08/25)
売り上げランキング: 262
読んだ☆
「このミス」一位な時点で様々なところで書評を見たんだけど、ネタバレされることなく結末まで読めて安心しました。
だってホント「こんなとこまで書いてるけどいいんですか〜!?」な状態だったんで、これきっと核心ついちゃってるんだろうなぁ…なんて思って読んでたんだけど、ちゃんとどんでん返しに「どんでん!」と驚くことができました☆
ミステリー読んでて面白いのって、一緒に推理して当たるのもイイけど、作者のトラップにはまっちゃうのも快感なんですよ。もういい加減私キモいくらいなミステリー好きになりつつあるんですけど。
この直木賞作品「容疑者Xの献身」。これさぁ、ガリレオシリーズ読んでないと面白さ半減じゃない?と思いました。
私は「探偵ガリレオ」も「予知夢」も読んでたから、湯川も草薙もキャラを理解してたから楽しめたし深みがあったものの、知らなくてこれで湯川教授に出会う人ってどうなんだろう?
名前で直木賞ってのもあるのかね?東野圭吾。今まで候補に上がったけど受賞はしなかった作品のほうが私は好き。「片想い」とか「秘密」とか。
宮部みゆき直木賞受賞作「理由」もどうかと思ったし。
そんなもんなんですかね?
あと、やっぱし個性強い湯川教授の対決相手として石神さんはちょっと地味だったんじゃないかなって思いますね。トリックは素晴らしかったけど。
もしこれ読むんだったら。ガリレオシリーズの2作を読んでおくことをオススメします☆