卒業 雪月花殺人ゲーム

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卒業―雪月花殺人ゲーム
東野 圭吾
講談社 (1989/05)
売り上げランキング: 114,845
「放課後」の次あたりにくる作品だそうで。
確かにフレッシュで、盛りだくさんで、そしてゆるいっす。
ミステリーにこれ言うのなんだけど、正直、人死にすぎ。
死にすぎというか、簡単に「死」を選択して、周りもそれを受け入れすぎ。
意味のない命の往来が、全然リアリティーがなくて、この感想としてよくあげられる「雪月花札のトリックをわざわざ使う犯人が不自然」ということと共に、東野圭吾の未熟作品として納得。
嘘をもうひとつだけ」を先に読んでいて、「加賀っていう刑事って一体…」と思っていたら、この作品の主人公でした。でもこの作品時は大学生。
1人の登場人物がいろんな作品に出てる感じは好きなので。というか同じ作家を読み続けていることの醍醐味の一つなのでその辺は良かった。
調べてみたら、まだ他にも「加賀刑事シリーズ」があるらしいので、次読む参考になりそう。。。
こんな薄っぺらい友情は無いよっていう話。
端々の時代を感じさせるダサさがたまりません。でもきっとこの作品が出たばかりの頃はかなりナウかったんだと思います。