東京タワー(岡田君の映画じゃなくて!って何回言えばいいんだろう・・・)


いろんな雑誌とかに「いい」って書いてあるから、さすが本屋アルバイター・ハードカバー持ち・Hにんに「ダ・ヴィンチコード」と一緒に借りて、おとといあたり読み終えました。
いつ話が動き出すんだろう?とすんごい身構えて読んでたんだけど、「あ、これは展開しなくて淡々と進んでいく派か〜」と思って文章と同じように淡々と読みました。
所々意味深な記述があって、飽きさせることをしない技術はマジすごいです。
んで、これ帯とかもそうなんだけど「泣いた」「感動」「号泣」っていうのがみなさん・虜になったみなさんの感想なんですけど、私違ったのよどうしよう。ああまたへそ曲がりなあまのじゃくだなぁハナは。なんかわざと世の中に外れてそれがかっこいいって粋がってる間違ったビジュアル系ちゃんでもないんだけどね。←変な言い訳。。。
母は、パラパラっと最後のほうだけ読んだらしく、「死にゆく人の描き方がものすごくリアル」と、昨年続けて3人もの叔父叔母の最期を看取った身として目を潤ませながら言うておりました。
確かに最後のところのオカンの壮絶な闘病姿や病気に対する姿勢とかは、じわっときましたけどもね。
私としては、この小説の半分を占める、ボク・オカン・オトンの面白伝説とその描き方ですよ。
文章を読んで「くすり」と笑うことはできても「大爆笑」なんてしたことなかった。「間宮兄弟」はスレスレだったけど。。。とにかく文章のテンポ・言い回しで大爆笑ができるすごい作品だと思います。
変なところ注目してまった。
んでこれは「小説」と銘打ってますけど、「自伝」「エッセイ」でもあるわけですよね?あれ?これ言っちゃいけないことかな?

んで、運命的にあやちゃんもこの本を紹介してたのでトラバしときますね。
http://blog.goo.ne.jp/aya_browneyes/e/2e7e346da3e9f235c6e0dc28897ed08e
んで、その「マックス」の「世にも奇妙な〜」っぽい話、もう少し詳しく知りたい!てかあの慎吾の話、私超好きだよ!星新一ちっくな感じとか!てゆうかそれが放送された時期、1人で「なんとかしてこの作品を舞台化できないものか」と考えまくってたもん。矢田ちゃんも若かったよね☆