半落ち
軽くネタバレ
ＤＶＤで見ました。
これ最近テレビでやってたね。ってところどころの映像が見覚えあったので思い出した。こんなことだったら、一緒に借りたくせに見ずに返した「刑務所の中」のほうを見ればよかった。
なんか私、すんげー辛口なことを毎回書いてるような感じですけども。たかが２１歳のあんぽんな女子大生なのに。
すごい煽ってたわりに…っていう感じで拍子抜けでした。
なぜ、彼は妻を殺し、そして空白の二日間のことを何も語ろうとしないのか！？感動のラスト！涙涙！みたいなことを上映当初から言ってた気がして、だから心して見たんだけど。
スコッ。（あ、なんかあの机に頬杖ついてて肘がすべってガクっていくスコっ、ね。）っていう感じで。
確かに重い。けど。う〜〜ん。
殺された妻が、若年性アルツハイマーで記憶を失っていくというより、息子を失ったショックで精神的におかしくなっちゃったっていう感じだし。むしろそう説明してくれたほうが、よかったと私は思う。
吉岡秀隆が重要な役所なようになってたけど。ラストに近づくにつれて。でも、本当に途中から少ししか出てこなくって。感情移入がしにくいしにくい。
最後にズババンとあんなセリフを言われても、「なんでキミ？」と思ってしまう。
最初からずっと出てる人が主役とか重要人物っていうのはベタなのかな？今は。高等な映画は。
ただもう一つのテーマとして隠れていた骨髄バンクのことは、私自身が最近興味を持っていることだったので、偶然にもジャストミートな映画でした。
どっかに重点を絞ってもらったほうがアホな私には伝わったのかな？とも思います。
ちゅうかそもそも私は邦画ばっかし見てるからいけないのかな？こんな文句たれになっちゃってるのは…。
