マイブーム→カレー作りってあり?笑


気づいたら財布にお札が入ってなくて、別にレジ前でテンパったとかじゃないけど、焦る気持ちになりました。
今日、お金引き出したら残額にさらに焦る気持ちになりました。
でも本を買いたい。久しぶりにbook offにでも行ってみようかなって今思った。

軽くネタバレ

柔らかな頬〈上〉
柔らかな頬〈上〉
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桐野 夏生
文藝春秋 (2004/12)
売り上げランキング: 14,407
柔らかな頬〈下〉
柔らかな頬〈下〉
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桐野 夏生
文藝春秋 (2004/12)
売り上げランキング: 11,375

「(上)」の後半から続きが気になって気になって一気に読みました。(以下ネタバレ)
しかーし!読んで損した感満点☆
私はミステリーだと思って読んでいたのよこの作品を!
だって私は読書好きだけどその中でもミステリー最高に好きなんだもの。
犯人がわかっていく課程とその心境、または犯人が最初からわかっていてもそのトリックが暴かれたり動機が明らかになっていったり…ってそういうのがよかったのに!
確かに話は巧妙でココロに深く来るものがあって、小説としてはすばらしいです。さすが直木賞ですよ。
でも私の求めていた答えがない!
犯人がわからなけりゃ、トリックもわからないし、被害者が実際死んでしまったのか生きているのかさえもわからない。
かなり話題になっている最後の章は、私は、内海の死後でも浮かんでしまう妄想(空想?推理?)の一部だととらえています。
う〜ん。。。あんま好きじゃないなぁ。っていう感想かな?

嘘をもうひとつだけ
嘘をもうひとつだけ
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東野 圭吾
講談社 (2003/02)
売り上げランキング: 72,926
そんな財布の中身を気にしながら、東野圭吾作品で一番安かったから買った文庫がこれ。
短編集っていうのも読んでから気づいた。「錆びる心」「名探偵ガリレオ」のときもそうでしたすいません。
これは「ガリレオ」みたいに謎を解く人は同じで犯人が変わってってトリックを暴くのを魅せる短編集だったんだけど、ガリレオほど主人公(?)加賀がキャラ立ちしてなくて。てゆうかむしろ皆無。かろうじて最後の話で友人に熱く説得するくらい。
作者はどうしたかったんだろう?加賀を。
単なる刑事の1人として、名前とか設定考えるのがめんどいから、1人にしたのかな?
よくわかんないです。
でも、ひとつひとつのお話はいちいち見事なトリックでした。
しっかし動機はなんだかんだでドロドロ恋愛なのね。なんか最近不倫の話ばっか読んでる気がする。
てゆうかそもそもミステリー=不倫?